【独自】“除染ゴミ”不法投棄 書類送検へ 清水建設下請け作業員ら

10/09 17:34
福島第1原発の事故をめぐる除染事業で出た廃棄物が、不法に地中に捨てられていた問題で、警察は、近く作業員数人を書類送検する方針を固めた。

不法投棄に関わった作業員は「ボードの残骸だったり、断熱材のゴミだったり、そういうのを埋めていました」、「(放射性物質は?)ついていると思います」と話した。

2018年8月、FNNのスクープ取材で明らかになった驚きの実態。

それは、大手ゼネコン・清水建設の下請けに入った除染企業の作業員らが、福島・大熊町の除染解体工事で出た廃棄物の一部を、そのまま付近の地中に埋めるという不法行為だった。

この問題をめぐり、福島県警が、この作業で重機を操作していた作業員ら数人を、放射性物質汚染対処法違反の疑いで、近く書類送検する方針を固めたことがわかった。

放射性物質汚染対処法とは、福島第1原発事故を受け、除染や汚染廃棄物処理のために作られた法律。

不法投棄に関わった作業員は、「『とりあえず小さいものは埋めてしまえ』というような指示があって」と話した。

福島県警は、これまでに環境省と合同で行った土地の掘り起こし作業で、数カ所から作業員らが埋めた廃棄物を発見。

それらはいずれも、放射性物質に汚染されていたという。

FNNの取材に応じた作業員は、不法投棄について、「下請け企業の上司の指示だった」と説明したが、この上司は、警察の事情聴取に関与を否定したという。

環境省は、今後の刑事処分をふまえ、清水建設と下請け企業に行政処分を行うかを検討する方針。


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