“セリなし”4日間に「困った」 一方、場外市場は大盛況

10/08 18:00
築地市場は、6日に最終日を迎えたが、場外市場は8日も大盛況。
しかし、引っ越しにともなうある問題が、老舗すし店を悩ませていた。

6日、83年の歴史に幕を下ろした「築地市場」。

閉場後も、およそ500の飲食店や商店のほとんどが築地で営業を続ける「築地場外市場」は、8日も多くの人でにぎわっていた。

アメリカからの観光客「場内に行けたら行きたかった」、「(次の市場の場所の名前知っていますか?)TOで始まる場所ですよね...。ト...トイみたいな名前」

カナダからの観光客「今はちょうど引っ越し期間なのね。じゃあ、この市場は何なの?」

外国人観光客からは、戸惑いの声も。

一方、豊洲新市場は、11日のオープンに向けて、引っ越し作業が本格化している。

築地の名物にもなっていた小型運搬車「ターレ」は、7日早朝、およそ2km先の豊洲へと大移動。

いわば“引っ越しパレード”とも言える珍しい光景を見ようと、多くのギャラリーが集まった。

ターレを見に来た人は、「千葉から来ました。このためにわざわざ来たんです。歴史的な瞬間だったので、とても楽しかったです」と話した。

引っ越しの間は、築地市場も豊洲市場も稼働していない空白の4日間。
その影響が、広がり始めている。

築地市場が閉まる前日に取材した、東京都内のすし店。

毎日、築地市場から新鮮なネタを仕入れて営業していたが、空白の4日間には。

ひさご寿司・根本正彦店長は、「休まざるを得ないですよね。ほかの市場もやってますが、(仲買人との)信頼関係があって仕入れているので。年末年始とお盆、築地が休みの時もあるが、それ以外は初めてですね」と話した。

なじみの業者から食材を仕入れることができないため、やむなく店を閉めることに。

一方、都内の鮮魚店。
これまでは、魚のおよそ7割を築地市場から仕入れていたというが、空白の4日間は、神奈川や埼玉など、ほかの市場からの仕入れを増やすなどして対応するとしている。

魚屋「旬」・渡部博店長は、「ひと通りはありますけど、魚種の豊富さでは、築地にかなわないと思う。(今後は)豊洲メインになると思うけど。心配されるのは、初めての市場なので、荷物の混乱が予想される」と話した。

築地から豊洲へ。
日本の台所の移転をめぐる影響は、まだしばらく続くとみられる。

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