強制不妊手術で一斉提訴 「人生めちゃめちゃにされた」

05/17 12:13
旧優生保護法に基づいて不妊手術を強制されたのは、憲法違反などとして、70代の男女3人が国に損害賠償を求めて、全国3つの地裁に訴えを起こした。

強制不妊手術をめぐる責任追及の動きは、今回の一斉提訴を受けて、一気に司法の場に拡大することになった。

旧優生保護法は、「不良な子孫の出生防止」を目的として、知的障害などを理由に、本人の同意がなくても、不妊手術を認めていたが、法律自体は、22年前になくなった。

今回、東京・札幌・仙台の地裁に提訴したのは、かつて不妊手術を強いられたと訴える3人。

強制不妊手術を受けた男性は「人生をめちゃめちゃにされた。人生を返してください」、「(妻は)あきれるくらい『子どもが欲しい』と言っていた」などと話した。

この東京都内の男性(75)は、1950年代、障害がないものの、友人とのトラブルが原因で、児童施設に入り、14歳のころ、何の説明もなく、不妊手術をされたという。

男性は、「人権を侵害された」と主張し、国を提訴した。

強制不妊手術は、全国で2万5,000人が受けたとみられ、厚労省と各自治体は、実態把握を急いでいる。

公式Facebook 番組からのメッセージ

FNN
FNNプライムニュースデイズ
FNNプライムニュースイブニング