交渉有利に...米を揺さぶりか ドタキャン北朝鮮の狙い

05/16 12:17
北朝鮮は、16日に予定されていた南北次官級会談について、突然中止すると表明し、6月予定されている米朝首脳会談の中止も示唆しました。
突然、会談をキャンセルした北朝鮮の狙いについて、韓国・ソウル支局から渡辺康弘記者の報告です。

16日午前、北朝鮮メディアは、外務省副長官の談話を伝えた。
その中で、アメリカのボルトン大統領補佐官らが、「先に核を放棄して、その後に保証を行う」と発言したことに対して、アメリカは一方的な核放棄だけを強要するならば、米朝首脳会談に応じるかを再考慮するしかないと、強くけん制した。

北朝鮮は、合同軍事演習が5月11日から行われていることを知ったうえで、15日南北の会談を申し込み、ドタキャンしたため、演習がキャンセルの理由だというのは建前で、狙いは別にあるのは明白。

北朝鮮は、米朝首脳会談の中止も示唆していることから、本当の狙いはアメリカで、交渉を有利にするため、揺さぶりをかけてきたとみられる。
その姿勢が、先ほどの談話にも出ている。

また、韓国メディアは、中国の影響も指摘している。

北朝鮮の後ろ盾として存在感を増している中国が、いわば「邪魔な存在」である在韓米軍の活動を、北朝鮮を使ってけん制しているという。

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