「殺人アリ」神戸上陸「なんとしても阻止」

06/19 20:18
先日、兵庫・尼崎市で、日本で初めて見つかった強い毒を持つ外来種「ヒアリ」。今度は、同じ県内の神戸港で、およそ100匹のヒアリが発見されました。さらなる拡大を防ぐことができるのか、その最前線を取材しました。

神戸市の職員は、保育園のグラウンドで、マットの下などを重点的に目で見て、ヒアリが生息していないかを調べていた。
19日午後、神戸市のポートアイランドにある保育園で行われた緊急調査。
市の職員が探しているのは、強い毒を持つ外来種のアリ「ヒアリ」。
刺されると、やけどのような激しい痛みが出ることから、「ヒアリ」と名づけられたこのアリ。
5月、中国の広州市から、神戸港を経由して、兵庫・尼崎市に運ばれたコンテナから国内で初めて見つかったが、さらに6月16日、コンテナが一時保管されていたポートアイランドにある神戸港の敷地内の3カ所で、およそ100匹のヒアリが確認された。
最初にヒアリが見つかったコンテナの中には、ヒアリの巣があったという。
コンテナには、直径5mmほどの通気口があり、ヒアリは、そこから外に逃げた可能性があるという。
実際に、コンテナ置き場で見つかったヒアリ。
普段見ているアリと比べて、大きな違いは、そこまで感じられない。
これが路上にいたとしても、すぐにヒアリだとわかるくらいの違いというのはない。
強い毒を持つヒアリに、保育園の保育士からも不安の声が聞かれた。
ヒアリが見つかった神戸港から1kmほど離れると、すぐ近くには駅があり、住宅もあって、そして学校もある。
本当にすぐ近くに、人々の生活圏がある。
神戸港沖に作られた人工島のポートアイランド。
ヒアリが見つかった港のすぐそばには、商業施設や国際会議場、さらには住宅、学校もある。
ヒアリは、攻撃性が強く、巣の近くに立っているだけでも刺される可能性があり、刺されると、体質によっては、アナフィラキシーショックで死に至るおそれもある。
神戸市の久元喜造市長は、「ヒアリの上陸を、なんとしても阻止し、神戸市民の安全を確保しなければならない」と述べた。
ポートアイランドの南には、国内各地を結ぶ神戸空港が。
さらに北には、兵庫県随一の繁華街・三宮があり、ヒアリの外部への流出は、なんとしても阻止しなければならない。
ヒアリの生息範囲が広がっていないか、神戸市は、アリを捕獲するわななどを設置する範囲を広げ、調査を続けている。 (関西テレビ)

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