野際さん死去 共演者悼む声広がる

06/16 20:33
多くのドラマなどで活躍した女優・野際陽子さんが、13日に肺腺がんで亡くなっていたことがわかった。ドラマなどで共演した俳優仲間たちから、悲しみの声が届いている。
13日、3年間に及ぶ闘病の末、肺腺がんのため、81歳で亡くなった野際陽子さん。
ドラマ「浅見光彦シリーズ」で、1995年から2002年までの7年間にわたり、主人公「浅見光彦」を演じていた俳優の榎木孝明さん(61)。
野際さんは、榎木さんの母親役で出演していた。
16日午後、榎木さんは、「(ドラマの『浅見光彦シリーズ』が)始まったころは、まだ50代後半だったんですよ、野際さんが。その時のイメージがほとんど変わらない。80歳過ぎてたっていうと...肌のツヤといい、シワのない。ちょっと驚きますけど、それをキープされている自体が驚きですよね」、「野際さんらしいピリオドの打ち方かなという気はしますけれど。つくづく残念ですね」などと話した。
榎木さんのあとを引き継ぎ、2003年から、主人公「浅見光彦」を演じた中村俊介さん(42)も、16日午後、「ただただ驚いて...ショックでした。実は、ことしもほかのお仕事でご一緒させていただいたんですけど、その時はすごくお元気そうだったので、4月くらいですかね、お会いしたばっかりだったので。それと、もうすぐ新しい『浅見光彦』の撮影が始まるところだったんですよ。それで、またお会いできることをすごく楽しみにしていたんですけど、こんなことになってしまって、本当に残念でならない」と話した。
野際さんの出演してきたドラマで代表作の1つと言えるのが、1992年に放送された「ずっとあなたが好きだった」。
マザコンの息子「冬彦」を溺愛する母親を演じ、大ブームとなり、「冬彦さん」は当時の流行語にもなった。
「冬彦」を演じた佐野史郎さん(62)は、「野際さん...ていうか、野際ママ。第2のお母さん。こないだ会ったばかりな気がするのに。インテリジェンスあふれる会話から、下ネタまで、楽しかったなぁ。つらいそぶりなんかかけらも見せず...なんだか実感がない。そういや、ドラマの中とはいえ、人生で最後にキスしたのが、僕でごめんなさい。野際陽子さん、本当にありがとうございました」とコメントした。
「冬彦さん」の妻を演じた賀来 千香子さんも、「あまりに突然すぎて、言葉が見つかりません。おきれいで聡明(そうめい)で、いつもハツラツとされている野際さんのお姿が、いつまでも心に残ります」と述べ、野際さんをしのんだ。
1994年に放送されたドラマ「長男の嫁」では親子を演じ、「抱きしめたい!」でも共演をした石田純一さん(63)は、「(NHKで)おやじが、野際さんの上司だったので、おうちとかにも遊びに来ていただいて。野際さんに、いつも言われていました。トレンディードラマで有名になってきた時に、『あんた、かっこいいとか言われてるけど、お父さんは比じゃなかった。めちゃくちゃかっこよかった』、『あんたはそんなにいいかね』って」と話した。
野際さんは、2017年4月スタートの老人ホームを舞台にした昼ドラ「やすらぎの郷」に出演中で、体調を崩す直前まで撮影に参加していた。
このドラマで主演を務めた石坂浩二さん(75)は、「撮影の途中で体調を崩され、撮影を早く撮り終え、1日も早く元気になられて、お目にかかれると思っていましたが、とても残念です。今は何も言葉になりません」とコメントした。
16日午後、7年半、旅番組で一緒だったという演歌歌手の氷川 きよしさん(39)からも、「いつもクールでかっこいい方で。でも実は、とても温かい。本当にすてきな方でいらっしゃるんです。ロケ車の中で、いろいろお話をさせていただいて、僕のことを心配してくださって、野際さんのそのまごころに、心から感謝しています」とコメントが寄せられた。
そして、野際さんと親友だった黒柳徹子さんは、「この2、3日は、ずっとあなたのことを考えていました。どうしてでしょうね。そういえば『死』ぬときのことなんかも、のんきに話し合っていましたね。次に、あなたにお会いしたときに、どんなだったか話し合いましょうね。野際さん、あなたのいらっしゃらないこの世界は寂しいです。本当にお友達がいなくなったようです。じゃ、今度お会いするまでね。お友達でいてくださってありがとう」と、野際さんへしたためた手紙を発表した。

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