国会は事実上閉会 安倍首相「反省の弁」

06/16 19:33
今国会、事実上の最終日となった16日も、いわゆる「総理のご意向」文書をめぐって、激しいバトルが繰り広げられた。そしてもう1人、今国会を騒がせた人が、久しぶりにカメラの前に姿を見せた。
自民党の小泉 進次郎議員は、16日で事実上、閉会する今国会を振り返った。
自民党の小泉 進次郎議員は「今回の一連の出来事というのは、疑問もあったり、疑いの目もあったり、批判もあったり、それを全て受け止めて、応えていかなければいけませんね」と語った。
一連の出来事。
波乱の展開となった今国会。
その1つが、いわゆる「森友学園問題」。
舞台となった森友学園系列の保育園では、16日、カメラに向かって満面の笑みを見せる、籠池前理事長の妻・諄子夫人の姿があった。
籠池諄子氏は「(きょう大阪市が立ち入り調査に入るが、今のお気持ちは?)ありがとうございます」と話した。
諄子夫人が入ったあと、保育園の前には、「安倍首相様、松井知事様、美しい日本の国にしましょう。共に!! 真面目で働き者の大阪に、カジノはやめましょう」などと書かれた張り紙があった。
諄子夫人が園長を務めていたこの保育園は、補助金の不正受給や保育士が確保できていないなどの問題があることから、16日、大阪市が立ち入り調査を実施。
諄子夫人らから事情を聞いた。
事業停止命令を出すかどうか、近く最終判断するものとみられる。
保育園児の保護者は「ずっとみんなで仲良くやっているのに、それを考えると存続してほしい。(大阪の吉村)市長は、ここをつぶすことしか考えていない。子ども優先のことを考えていない」と話した。
そして、森友学園問題に続き、「総理のご意向」などと記された文書で、国会が紛糾した「加計学園問題」。
5月17日、菅官房長官は「怪文書みたいな文書ではないでしょうか」と述べていた。
16日、この「怪文書」発言に、決着がついた。

民進党の福山哲郎議員「あの文書については、今、文科大臣が言われた通り、存在するとお認めいただけますね?」
菅官房長官「現在、文科省で存在が確認されたので、出所が明らかになっていると思います」
民進党の福山哲郎議員「怪文書発言は撤回ということで、官房長官、よろしいですね?」
菅官房長官「怪文書のようなものと、記者会見で発言したのは、5月17日の会見で、わたしは申し上げました。現在の認識ではありません」

文部科学省に続き、内閣府も16日、8つの文書の存在を確認したことを明らかにした。
さらに、「広域的に」、「存在し」、「限り」と、手書きで書き加えられた、文科省が公表した文書。
国家戦略特区への獣医学部の設置を、事実上、加計学園に絞り込む形となったこれらの言葉は、15日、文科省が新たに公表したメールでは、萩生田官房副長官の指示だったとされていた。

共産党の小池 晃書記局長「11月1日のメールで、これは内閣府から文科省に送られたメールには、手書き部分で、直すよう指示がありました」
萩生田官房副長官「もともとの原文の文書について、わたし、やりとりした場に同席したことは一度もありません」

そのうえで、山本地方創生担当相は、「書き加えを指示したのは自分だった」と説明した。

共産党の小池 晃書記局長「松野大臣は、きのうの記者会見で、『大変申し訳ない』と、おっしゃった。総理には反省はないんですか?」
安倍首相「文書の問題をめぐって、対応に時間がかかったことについては、率直に反省したい」
共産党の小池 晃書記局長「時間がかかったこと、じゃないでしょうが。『怪文書』だ、『印象操作』だと、否定し続けたじゃないですか。そのことについて、国民に謝罪を率直にすべきと」
安倍首相「時間がかかったこと、対応について、さまざまご批判があることについては、私も総理として、真摯(しんし)に受け止めたい」

文書問題をめぐる対応の遅れについて、反省の弁を述べた安倍首相。
それでは、あの「総理のご意向」との文言は、どうなったのか。
内閣府の調査では、「総理が指示をしたり、こうした言葉を職員が口にしたことはなく、安倍首相が繰り返し口にする『スピード感を持って実現すべき』という言葉に職員が言及したことはあった」と釈明した。

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